解決事例(GK総合法律事務所)

任意整理|複数社からの借入を弁護士が一括交渉し将来利息をカットして返済計画を再構築した事例

2026年03月29日 21:48

複数社からの借入を弁護士が一括交渉し、将来利息をカットして返済計画を再構築した任意整理の事例です。

毎月の返済額を無理のない水準に圧縮し、生活を立て直しながら完済を目指せる計画を組み立てました。自己破産を避けたい方、借金の返済が苦しい方に弁護士の対応をご紹介します。

借金・任意整理のご相談は、東京・杉並区南阿佐ケ谷のGK総合法律事務所へ。初回相談無料です。

この記事で分かること

  • 依頼者:会社員(30代男性)

  • 相手方:複数の貸金業者・クレジットカード会社

  • 争点の対象:複数社からの借入金の返済負担

  • 最大の争点:毎月の返済額を生活に無理のない範囲に収めつつ、全社との和解を成立させること

  • 解決結果:全社と将来利息カット+分割弁済で和解成立。毎月の返済額を圧縮し、数年で完済できる返済計画を再構築

  • 解決期間:受任から約4か月で全社和解成立

  • 「借金が減らない」状態に陥ったとき、弁護士に任意整理を依頼すると何が変わるのか

  • 任意整理では弁護士が具体的にどのような交渉を行うのか

  • 自己破産との違い——任意整理を選ぶメリットと注意点

ご相談の背景

依頼者は、30代の会社員の方でした。

生活費の不足を補うため、20代のころから消費者金融やクレジットカードのキャッシング・ローンを利用するようになりました。最初は少額の借入でしたが、返済のために別の業者から借りる、いわゆる「自転車操業」の状態に陥り、借入先は複数社にまで増加。長年にわたり毎月返済を続けていたものの、元金がほとんど減らず、利息の支払いに追われる状態が続いていました。

毎月の返済額が手取り収入の大きな割合を占め、生活費を切り詰めても返済が追いつかない状況でした。ご自身でも返済計画を見直そうと試みましたが、複数の債権者それぞれに個別に対応することは難しく、根本的な解決には至りませんでした。


借金の返済にお困りの方は、東京都杉並区・南阿佐ケ谷のGK総合法律事務所へお早めにご相談ください。

弁護士の対応と解決のポイント

① 全債権者への受任通知と取引履歴の取り寄せ

ご依頼を受けた後、まず全ての債権者に対して弁護士が代理人に就任した旨の受任通知を送付しました。受任通知が届くと、債権者からの督促や取り立ては停止します。これにより、依頼者は落ち着いて生活を立て直す時間を確保できました。

同時に、各債権者から取引履歴を取り寄せ、利息制限法(借入金の利率の上限を定めた法律)に基づいて正確な債務額を算出しました。

② 依頼者の家計分析と弁済原資の確定

依頼者の収入・支出を詳しくヒアリングし、毎月無理なく返済に充てられる金額(弁済原資)を算出しました。生活を維持しながら返済を続けるためには、現実的な返済額の設定が不可欠です。

本件では、手取り収入から家賃・生活費を差し引いた上で、毎月の弁済原資を確定しました。この金額をもとに、全債権者への返済額を按分し、弁済計画を策定しました。

③ 全債権者との個別交渉と和解成立

策定した弁済計画を各債権者に提示し、交渉を開始しました。交渉のポイントは以下の2点です。

  • 将来利息のカット:和解日以降に発生する利息を免除してもらうことで、返済額の全額が元金の返済に充てられるようにする

  • 無理のない分割回数の設定:依頼者の収入に見合った月々の返済額で、確実に完済できるスケジュールを組む

一部の債権者からは当初の提案に対して修正を求められましたが、依頼者の返済能力を丁寧に説明し、再度弁済計画を調整することで、最終的に全社との和解が成立しました。

解決の結果

  • 解決方法:任意整理(全債権者との和解)

  • 解決内容:将来利息をカットした上で、毎月の返済額を生活に無理のない範囲に圧縮。全額が元金返済に充当される弁済計画を再構築

  • 解決期間:受任から約4か月で全社和解成立。数年で完済見込み

弁護士が介入する前は、毎月の返済のかなりの部分が利息に充てられ、元金がなかなか減らない状態でしたが、将来利息のカットにより、支払った金額がそのまま借金の減少につながる仕組みになりました。

担当弁護士からのコメント

本件は、長年にわたり真面目に返済を続けてこられたにもかかわらず、利息の負担により借金が減らないという、多くの方が直面する典型的なケースでした。

任意整理のカギは、依頼者の生活を維持できる現実的な返済計画を立て、それを債権者にも納得してもらうことにあります。本件では、依頼者の家計を丁寧に分析し、返済可能な金額を正確に算出した上で交渉に臨んだことが、全社和解という結果につながりました。

「自己破産しかないのでは」とお考えの方も少なくありませんが、安定した収入がある場合は、任意整理によって自己破産を回避しつつ借金問題を解決できるケースが多くあります。借金の返済でお悩みの方は、おひとりで抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 任意整理と自己破産の違いは何ですか?

A. 任意整理は、裁判所を通さずに弁護士が債権者と直接交渉し、将来利息のカットや返済スケジュールの見直しを行う手続です。自己破産のように借金がゼロになるわけではありませんが、財産を手放す必要がなく、官報に氏名が掲載されることもありません。安定した収入があり、元金を分割で返済できる見込みがある場合に適した方法です。

Q. 弁護士に依頼すると、貸金業者からの督促は止まりますか?

A. はい、弁護士が受任通知を送付した時点で、貸金業法により債権者は債務者本人への直接の取り立てができなくなります。依頼後は弁護士が窓口となるため、債権者とのやり取りに悩まされることはなくなります。精神的な負担が大きく軽減されたとおっしゃる方が多い点です。

Q. 任意整理の費用はどのくらいかかりますか?

A. 費用は債権者の数や債務額によって異なります。任意整理の場合、分割払いに対応しておりますので、手元にまとまった資金がない方もご安心ください。具体的な費用は初回相談時にご説明いたします。

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複数の業者への返済で毎月の生活が苦しい方、借金が減らずにお悩みの方は、弁護士による任意整理で状況を改善できる可能性があります。

GK総合法律事務所は東京都杉並区南阿佐ケ谷にあり、任意整理から自己破産・個人再生まで、数多くの債務整理事件を解決に導いてきた実績がございます。杉並区・中野区・練馬区をはじめ、東京都内全域からご相談をお受けしています。

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弁護士 小澤亜季子(東京弁護士会所属)